『はーとふる農園 飯能』散歩みち

こんにちは。今回は散歩コース内の素敵なスポットをご紹介します。
『はーとふる農園 飯能』を中心に半径1~1.5キロメートル付近には、神社仏閣が15か所以上、点在しています。

そのなかで、はーとふる農園から西へ直進800m位のところにあるのが『安楽寺』です。桃の木がたくさん植えられており、枝垂桜の大木と共に、春には一面ピンク色に染まり、訪れるたくさんの方の目を楽しませてくれます。

はーとふる農園飯能付近の「安楽寺」

成木山愛染院と号し、本尊は不動明王です。和銅年間(708-714)に行基が軍荼利明王を彫刻し一堂に安置、これが安楽寺の基となったと縁起に記されています。鎌倉時代には、源頼朝が家臣の畠山重忠に命じて自分の御持仏愛染明王を納め、また足利尊氏も暦応年間(1338-1342)には、大泉坊・財泉坊・吉祥坊・多門坊など6僧坊を建てさせ、近辺の武士や僧侶に大般若経六百巻の筆写・奉納を命じたと伝えられています。

https://www.omekanko.gr.jp/spot/16901/ 一般社団法人青梅市観光協会HPより

さて次に、『はーとふる農園 飯能』から北西へ1キロほどのところには、県の指定文化財『長光寺の惣門』があります。

飯能市のHP「県指定文化財」のコーナーより抜粋:

「大字下直竹(しもなおたけ)の曹洞宗長光寺(ちょうこうじ)の惣門(そうもん)は、本柱・控柱ともに円柱の四脚門で、八角形の踏石上に建つ、桁行(けたゆき)、梁間(はりま)ともに2.75mの小建築ながら、禅刹によく調和した県下でも代表的な江戸時代初期の四脚門です。
 破風(はふ)その他軒廻りに補修のあとがみられますが、軸部はよく旧規を保ち、唐様(からよう)の組物、木鼻、蚊梁(こうりょう)を巻斗(まきと)に汲み込んだ手法、棟をうける太瓶束(たいへいづか)など、重厚な屋根を受ける軸部には気品があり、室町時代の流れを踏襲しています。蟇股(かえるまた)には「丸にはね十字」の岡部氏の家紋が付してあります。
 昭和39年に従来の茅葺屋根を銅板葺に変更するとともに、失われていた門扉は寺に保存されていた断片により復原されました。

 

こんなに素晴らしいスポットがお散歩コース内にたくさんある『はーとふる農園 飯能』。ぜひ、見学にいらっしゃいませんか!?